メールマガジンアーカイブ:【効果的なDXの進め方~実践編~ 】

昨今、異常気象というキーワードが何かと話題となっています。

この異常気象の原因のひとつに、エルニーニョ現象(赤道域の海水温の上昇が、半年から1年以上続く現象)や、ラニーニャ現象(赤道域の海水温が、定年より低い状態が続く現象)が影響しているようです。
日本では、自然災害や農産物の生育など、さまざまな影響が懸念されます。

昨年の春からエルニーニョ現象が続いているようでしたが、最新の気象情報では終息に向かっているようで、この春以降には平常な状態に戻る可能性が高いと予想されています。

このエルニーニョの終息により、今年の日本の気候にどう影響するのか注目したいと思います。

本メルマガでは、効果的なDXの進め方~実践編~ での、「プロジェクト計画の策定」についてご説明します。

・DX戦略推進において、戦略と計画を組織全体に周知することは重要なポイントとなります。
・DX推進チーム組成においては、異なる部門や業務分野の担当者によるチーム組成が有効です。
・適切な予算の確保と、必要なリソースを環境整備を行います。
・プロジェクトの立ち上げには、目標設定、チーム組成、計画の策定、リスク管理、コミュニケーション、実施と監視、成果の評価と改善といったステップにより進めます。
・DXの推進では、定期的な報告会を適切な頻度で開催することが効果的です。
・報告会でのディスカッションは、次のステップを明確にすることも重要なポイントとなります。
https://www.oce.co.jp/service/dx/mailmagazine-2024-03-13/

DXで効果を出す手順として、DXジャーニーマップの活用が有効な手段となります。
DXジャーニーマップは、組織がデジタル化やイノベーションを実現するための戦略的な計画を立てるために使用されるツールです。

以下、DXジャーニーマップに基づいたプロジェクト計画の策定について説明します。
ジャーニーマップの策定手順については、以下をご覧ください。

まず、DXプロジェクトの目的とビジョンを明確に定めます。
プロジェクトの目的は、達成すべき具体的な目標や成果物を示すものです。
DX推進における、課題や問題点を解決するための取組みを、明確かつ具体的に簡潔な表現で纏めることが重要です。

一方、ビジョンはプロジェクトの長期的な目標や将来像を示すものです。

組織全体の方向性や目標に合わせて、将来DXがもたらす効果や変革を明確にします。

組織がどのような変革を達成したいのか、どのような価値を提供したいのかを明確にすることが重要となります。
次に、取り組むプロジェクトを決定します。

まずは、現在の状況を詳しく分析し、現状のITインフラ、プロセス、システムなどを評価するとともに、現在の業務プロセスが効率的に実行されているかを確認します。

組織の強みや課題、競合状況、市場のトレンドなどの要素を総合的に評価し、DX推進における現在の状態を把握することが重要となります。

現状の評価を基に、目標の設定と優先順位付けを行い、取り組むプロジェクトを選定します。

目標は、出来るだけ定量的な目標を設定しておくことをおススメします。例えば、売上の増加、生産性の向上(残業時間の削減、利益率向上等)、顧客満足度の向上(リピート率向上、トラブル・クレーム件数削減等)などの指標を明確にすることがポイントです。

目標を基に、影響度や重要度、緊急度などを考慮し、プロジェクトの優先順位を選定します。

選定した優先順位を基に、取り組むべきプロジェクトを決定します。

プロジェクトの決定には、以下の内容を考慮する必要があります。
①自社の目標やビジョンと合致しているか。
②具体的成果。(収益の見込み、コスト削減、市場競争力の向上など)
③顧客ニーズ(顧客のニーズと期待を理解し、それに応えるプロジェクトを選定)
④リスク管理(予算、スケジュールの遅延、セキュリティ上のリスクなど)
⑤身の丈にあっているか(予算、リソース、スケジュール、技術面等)

選択したプロジェクトを推進するために、具体的な計画(プロジェクト計画)を策定します。

プロジェクトの目的・目標、納期、予算、リソース、役割、スケジュールなど、プロジェクト推進に必要な事項をプロジェクト計画に落とし込んでおくことで、プロジェクトのスムーズな推進が可能になります。

以下に、プロジェクト計画の骨子(目次)例を紹介します。
 1.背景・経緯
 2.目的・ねらい
 3.目標
 4.スコープ(取り組み範囲)
 5.体制・役割
 6.スケジュール
 7.予算(必要に応じ、投資対効果シミュレーションを盛り込む)
 8.その他
  ・推進管理方法
  ・会議体、コミュニケーションツール等
  ・リスク管理

小さなプロジェクトであっても、上記のようなプロジェクト計画を策定することで、プロジェクトの成功率は高まります。

以上が、プロジェクト単位の計画策定の手順のフレームワークです。
実際のプロジェクトにおいては、状況や業界により、柔軟に適応しながら計画を進めることが重要です。
これらの方法を活用し、DXジャーニーマップ及び、プロジェクト計画を作成して、効率的かつ効果的にDXを推進してください。

次回は、DXプロジェクトの推進の仕方、注意点についてご説明します。

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